富岡製糸場 行ってきました~

秩父鉄道
秩父鉄道

6月2日(月)晴れ

思い立って「富岡製糸場」へ

 

世界遺産に登録されると聞き、「行ってみたい!」と思っていたんです。

群馬県はすぐお隣の県だし、富岡は故郷長野のお隣でもあるし(*^_^*)

とても親近感があったのです。

 

いろいろな行き方があるけど、ゆっくりローカル線に乗って読書しながら行こうと考えました。

まずは最寄駅から東武羽生駅へ

そこから秩父鉄道に乗りました。

 

秩父鉄道で長瀞まで行けちゃうんですね☆

次はそれもいいな~

電車はガタガタとのどかな田園地帯を走ります~

読書するのはこれ!

「脳内革命」です。

めでたく読むことができまして、ブログに書きましたので、よかったら読んでみてくださいね↓↓

「腸内革命」 腸は第2の脳である ~腸はセロトニンを作ります

そしてついたのが熊谷駅。

ここからはJRに乗って高崎まで。

 

「読書は続く~よ~ ど~こまでも~♪」(^O^)

高崎からは上信電鉄に乗って 上州富岡駅まで。

上信って名前、いいですね~

こんにゃくの下仁田まで通っている路線です。

 

若い頃、まだ高速道路が無くて、長野に帰るのに、よく通った下仁田。

碓氷峠ではなくて、ルート254で内山峠を越えていくのが好きなコースだったのです♡

 

上信電鉄高崎駅で、富岡製糸場の入場券付き往復切符を買いました。

これお得です☆

 

ここからはしばし、車窓の景色を眺めながらの旅となりました。

車で通っていた懐かしい景色が目の前に広がります。

いえ、それよりももっと生活感が身近に感じられるステキな景色でした(^^)

 

 

 

さてさて、ようやく「上信富岡」に到着!

さすが!駅は新しくなってましたよ~

駅前もこれから整備されていくんでしょうね、工事が始まっていました。

 

 

改札口の駅員さんが親切に製糸場までの地図をくださいました。

これで安心して歩けます。

ぶらぶらとあるいていくと・・・あった!

ステキな煉瓦作りの建物が見えてきました~

 

月曜日とあって人影はまばら。

空いてるかな~と思いきや、バス団体旅行の一団が到着すると入口は人であふれました!

これじゃ、休日は大変ですね~

あ、ちなみに、年中無休で、年末年始だけは休館です。

 

以前、富岡製糸場が世界遺産になる、と決まった時に、ボランティアの解説員がたくさんいて、その人たちのバックアップもあって、世界遺産に登録される夢がかなった、と聞いていたので、さっそく私もガイドツアーの列に並びます。

面白いのは、本当にたくさんのガイドさんがいて、人数が多いと、ガイドさんが呼ばれ、20人くらいの聞きやすい人数の組が何組かできることでした。

さすがですね!!

繭倉庫、美しい~
繭倉庫、美しい~

ガイドツアーは1時間くらいですが、解説員さんは暑い中、本当に熱心に説明をしてくれました。

あと、解説員さん一人ひとりキャラクターがあって、説明の内容がその人らしさにあふれていました。

途中ですれ違う解説員さんの話口でそのことが分かります☆

すばらしい!!

 

富岡製糸場が立ったのは明治5年。

当時の建設にかかわった方々の説明や、建物の特徴などを分かりやすく教えてくれます。

ほんと、分かりやすかった☆

 

最初の建物は「繭倉庫」

私たちが日陰で聞けるように解説員さんは木陰をうまく選んで立ち止ります。

 

レンガの積み方、イギリス式とフランス式がある、とか、西洋のレンガと日本の木や漆喰といったものが、うまく調和されてできているとか、当時、繭は一年に1回しか採れなかったので、倉庫が必要だったとか、勉強になりました~

 

トラス構造
トラス構造

いよいよ、「躁糸場」です。

ここで300人の女工さんが繭から糸を繰っていたのです~

当時は、一人ひとりに小さな釜があり、そこで繭を煮て糸を繰ったのだそうです。

釜から上がる蒸気を抜くために、小さな屋根が屋根の上に付いています。

そう、銭湯によくありましたよね。

 

内部は柱が1本もありません。

天井は三角になっていて、トラス構造というのだそうですが、それがあるので柱が無くても頑丈なのだそうです。

 

なにしろ、地震にも大雪にもびくともしないのですから、すごいです!

今年の大雪で、大正や昭和の建物は崩れたそうですよ。

 

これは「女工館」

女工さんたちに糸の操り方を教える、フランス人女性教師のために作られた建物です。

 

 

 

こちらは「診療所」

クリニックが備えられていた、というのは驚きです。

「ブリュナ館」

指導者として雇われていたフランス人、ブリュナさんが暮らしていたお屋敷です。

解説員さんのお話しでとても印象的だったのは

製糸場が操業が停止してから、この建物を維持する費用は、かなりなものだったそうです。

しかし、その費用を払ってまで、この施設を残したことが、「世界遺産」登録に繋がった。

 

本当に、壊すのは簡単です。

でも、こうして残すことの大切さをすごく感じました。

 

 

 

 

さて~

 

お楽しみのランチです(*^_^*)

 

行きの歩き道で目をつけていた、上州名物の切り込みうどん☆

暑い日でしたが、ビールと一緒に☆

野菜がたっぷり入っていて、味噌味。

私の大好きな味と食感でした~

美味しかった~\(^o^)/

 

 

帰りの上信電鉄、こんなかわいい電車でしたよ

 

満足感~

いいプチ旅でした~(^O^)